日焼け止めを確実に行い、紫外線のもたらす光老化をおさえることは、最高の化粧品よりも貴女の美を守ります。
今日は曇り日でしたが、大きな帽子と長袖を着て、万全の紫外線対策をしている女性が自転車で走っていました。
30代前半か。
よく見てみると、やはり美人でした。
美人ほど紫外線防止の対策は万全ですね。
光老化から身を守っています。
適度な量の太陽光線は皮膚のビタミンD合成に役立つ為、以前は母子手帳でも赤ちゃんの日光浴を推奨していた時代もあったのですが、今では注意が必要なのです。
多くの皮膚専門医は、美容の大敵であるしわ・小じわ、たるみ・肌荒れの約80パーセントは過剰な紫外線が原因であるとしています。
紫外線は第一にメラニン色素や血液の赤い色素(ヘモグロビン)に吸収され、そこで熱が発生し色素周囲の細胞がやけどした状態になってしまいます。
次にヘモグロビンが発熱すると、皮膚の表面に酸素や栄養を供給している毛細血管もやけどした状態になります。これが一般的に「日焼け」と言われるものです。
紫外線はさらに奥へと進みこみ、活性酵素の中でも最も有害とされるヒドロキシラジカルが大量に発生し、細胞自体が変化し、深いシワが刻まれる大きな原因です。
次に肌の老化現象である「シミ」ですが、紫外線がメラニンをつくり出す遺伝子に傷をつけるのが原因です。
わずか三分間太陽光を浴びるだけで、コラーゲンやエラスチンなど真皮の組織成分が変性してしまうらしいのです。
光老化はこうしておきるのです。
ゆがんでしまった皮膚の細胞構造は、ダメージがじわじわと蓄積し元に戻すことは難しくなってしまうのです。
紫外線が肌に与えるダメージを認識し、そしてオゾン層の破壊による過剰な紫外線を防ぐために私達が出来ることをまずは自分が一日も早く実践しましょう。
一日の中で紫外線のピークは、午前10時から午後2時この時間帯の外出はできるだけ控えることです。わかっているとは思いますけど。
外出時には、帽子や日傘・手袋・サングラスを利用したり、日陰を歩く、日焼け止めクリームを塗るなどの紫外線対策をとることは当然です。
日を浴びたなら、顔を冷やすとか、ビタミンCの補給をするなど、対策をとっておくことですね。それが貴女の若さを維持することになります。
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